強引な次期社長の熱烈プロポーズ
5.epilogue
*
「あれ?神野さんは?」
「え?朝礼ではいましたよね?」
「坂谷さん、何か足もとに落ちてますよ」
「え?ああ、ほんとだ。」
開店準備も整った今、気がついた坂谷の疑問に湯川·長谷川が百合香の所在を探すように周りを見渡す。
そして坂田は長谷川に言われて拾い上げた封筒を手に取り表裏を確認したが何も記載がなかった。
その為中身を取り出した時だった――
「あっ!さっ、坂谷さん!!」
バックヤードの方向から百合香が慌てて駆け寄ってくる。
まだ見ぬ1枚が入ったその封筒の中身を見られまいと焦った百合香だったが、時既に遅し。
長谷川や湯川からは見えないだろうが坂谷にはばっちりとその封筒の中身が確認できてしまったあとだった。
「···マジ?」
「···」
(私だってまだ改めて確認していないのに!)
でも多分3枚目の書類って――――
「あれ?神野さんは?」
「え?朝礼ではいましたよね?」
「坂谷さん、何か足もとに落ちてますよ」
「え?ああ、ほんとだ。」
開店準備も整った今、気がついた坂谷の疑問に湯川·長谷川が百合香の所在を探すように周りを見渡す。
そして坂田は長谷川に言われて拾い上げた封筒を手に取り表裏を確認したが何も記載がなかった。
その為中身を取り出した時だった――
「あっ!さっ、坂谷さん!!」
バックヤードの方向から百合香が慌てて駆け寄ってくる。
まだ見ぬ1枚が入ったその封筒の中身を見られまいと焦った百合香だったが、時既に遅し。
長谷川や湯川からは見えないだろうが坂谷にはばっちりとその封筒の中身が確認できてしまったあとだった。
「···マジ?」
「···」
(私だってまだ改めて確認していないのに!)
でも多分3枚目の書類って――――