強引な次期社長の熱烈プロポーズ
*
「郵便?」
「はい。朱美さんから私達宛に」
百合香が定型外の郵便物を受け取ると、不思議そうな顔をしてリビングに戻ってきた。
大きさはA4サイズよりも大きいかなという茶封筒で、裏の差出人を見てみると会社名の横に“柳瀬朱美”と書いてあった。
百合香がそれを開けて中を取り出すと一冊の雑誌が入っていた。
「WORLD···これって有名な女性雑誌ですね!もしかしてこれ、朱美さんが作ってるんですか?すごい!」
「多分···雑誌名まで詳しく知らないけど」
百合香がすごいすごいと興奮してパラパラめくると小さな付箋紙が挟まってあるのに気が付いてそのページをめくってみる。
「?····これ」
「なに?」
百合香がばっとその雑誌を後ろに隠すと智が容易くその雑誌を奪い取る。
「郵便?」
「はい。朱美さんから私達宛に」
百合香が定型外の郵便物を受け取ると、不思議そうな顔をしてリビングに戻ってきた。
大きさはA4サイズよりも大きいかなという茶封筒で、裏の差出人を見てみると会社名の横に“柳瀬朱美”と書いてあった。
百合香がそれを開けて中を取り出すと一冊の雑誌が入っていた。
「WORLD···これって有名な女性雑誌ですね!もしかしてこれ、朱美さんが作ってるんですか?すごい!」
「多分···雑誌名まで詳しく知らないけど」
百合香がすごいすごいと興奮してパラパラめくると小さな付箋紙が挟まってあるのに気が付いてそのページをめくってみる。
「?····これ」
「なに?」
百合香がばっとその雑誌を後ろに隠すと智が容易くその雑誌を奪い取る。