強引な次期社長の熱烈プロポーズ
第3章
1.気持ちを認めた後の嫉妬
*
(なんか、さっきまで一緒にいたのにまた会社で会うのって変な感じ。緊張2倍増し…)
百合香は制服に着替えて2階に向かう。
エレベーターを降りてすぐのパソコンにきっと柳瀬はいるはず…
そんな予測を立てておかないと、絶対うまく接することができないと思ったから。
エレベーターの扉が開くと、予想通り柳瀬はそこに向かって仕事をしていた。
「おはようございます…」
「…おはよう」
意味もなく小声になってしまう。
相変わらず柳瀬はポーカーフェイスで何ら変わらない。
「この前の在庫表、助かったよ。おかげで今日中に商品入れ替えの話ができる」
本当に数時間前まで一緒だったのか、夢だったんじゃないか。
そう思ってしまうくらい柳瀬は上司に戻ってた。
(なんか、さっきまで一緒にいたのにまた会社で会うのって変な感じ。緊張2倍増し…)
百合香は制服に着替えて2階に向かう。
エレベーターを降りてすぐのパソコンにきっと柳瀬はいるはず…
そんな予測を立てておかないと、絶対うまく接することができないと思ったから。
エレベーターの扉が開くと、予想通り柳瀬はそこに向かって仕事をしていた。
「おはようございます…」
「…おはよう」
意味もなく小声になってしまう。
相変わらず柳瀬はポーカーフェイスで何ら変わらない。
「この前の在庫表、助かったよ。おかげで今日中に商品入れ替えの話ができる」
本当に数時間前まで一緒だったのか、夢だったんじゃないか。
そう思ってしまうくらい柳瀬は上司に戻ってた。