短い人生にヒカリをくれたキミ
あたしは隼人に腕を引っ張られ、隼人の顔とあたしの顔との距離は数センチ。
わー………近いよぉ………
あたしはベッドに手をついて前屈みになってる状態。
「叶?目ぇつむって」
「目?」
「うん。目。早く閉じて」
「わ、わかった」
あたしはおとなしくそのままの姿勢で目をつむった。
シャラン…………
ん…………?
「うん!やっぱ似合うよ、叶!」
似合う?
あたしは静かに目を開けた。
目を開けると隼人があたしの首もとに優しい視線を送っていた。
その視線をたどると。