短い人生にヒカリをくれたキミ



「嘘じゃない………!毎日の
バスの中でもなんとなく気になってて……」




「…………」



「あのねっ………!隼人がこんなに温かい人だなんて知らなくてっ………いっつもバスでは態度デカいし。隼人が笑うたびにここらへんが………」


あたしは胸に手を当てた。


「ここらへんがね、ギュッてなんの。わけわかんないぐらい隼人が愛しくなって。隼人が辛かったら守ってあげたくなんの。もうっ………どうしようもなくて……あーっ!わかんないかなぁ………!」



「わかる。わかるから」



隼人は優しく微笑みながらあたしの手を優しく包む。




「俺も好き」



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