君と悪魔と神と死神
「スゴいわね…。さすが,悪魔さん」

にっこり笑って悪魔に言います。

「お前,好きな男の“物”欲しがるなんて変わってるな」

「なんで?だって,これさえあれば彼は永遠に私のものよ?」

女性は彼の“物”を大事そうに包み込みます。

「お前,取り引き忘れてないよな?」

「忘れてないわよ。」

「じゃあ,やるぞ。」

「ちょっと,待ってよ。」

女性は彼の“物”に口付けをしました。

「いいわよ。」

< 22 / 28 >

この作品をシェア

pagetop