SAKURA SAKU
『おっ!清水の勝ちっ!清水で決定!』
杏奈はそう言うと席に戻った。
『じゃあ、アタシと清水くんで、イベント係やりますね。これで学級会を終わります。』
ちょうどチャイムもなり、学級会は終わった。
『あ、清水くん。今日の放課後、イベント係の集会があるから、残ってね?確かバスケ部だよね?』
『あぁ。双史に言っとくから、大丈夫だよ。』
『双史って、副部長なの?』
『あぁ。双史と知り合いなんだ。じゃ、放課後な。』
清水くんはそう言い、教室を出ていった。