SAKURA SAKU




『点滴、終わったみたいね。針、抜くわよ。』





倉野さんは針を手際よく抜き、片付けた。







『じゃ、また来週ね。何かあったら、すぐ病院に来なさいね。』






倉野さんはにっこり笑って、診察室の奥に入っていった。








アタシはそのまま、病院を後にした。












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