SAKURA SAKU


〜翔唯side〜





『翔唯、今日、生徒集会だってさ、かったりーよな。』




朝のホームルームが終わり、短い休み時間。




双史が机に座り、ダルそうな顔をする。






『集会とか、要らねぇよな。どうせ、1年のガイダンスだろ?俺らが聞いても意味ないよな。』








『だよな、でも、部費の決算報告とか、新入生歓迎会の説明があるらしいぜ。』







双史はそう言うと、少し嬉しそうな顔をした。







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