好きなのに。


…。


捺と入れ替わりに
奏でが帰ってきた。


「ただいま―って何かあった?」
「ううん。なんでもねーよ。それより腹減った早く飯」

「…わかったよ。」
「よーし今日は飛びきり美味しい奏特製ロールキャベツにするから期待してまっててね!」


「おう!」


奏はキッチンに行き
俺は再び一人になった。

なにやってんだよ俺。
< 63 / 64 >

この作品をシェア

pagetop