天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅨ
逃げ場を失った衝撃が破裂するかのように。

両者はリング中央から弾き飛ばされた!

「ぐぁっ!」

強かに床に叩きつけられるジャックフラミンゴ。

「う…ぐぅっ…!」

スーツを着ていて尚、そのダメージに呻く。

立ち上がろうにも、自らの必殺技の衝撃と翡翠の一撃のダメージによって、右足が動かない。

まさか身体能力…防御力さえも強化するスーツを身に纏いながら、ここまでの負傷をするとは。

想定外、計算外の結果だ。

そんな彼の身を覆う影…。

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