Love Me...?


そして、昼休み。


ご飯を食べ終えたあたしたちは体育館裏に向かった。


そこには1年から3年の人たちが大勢でいた。


わぁお、あたしたち2人だけなのにこんな大勢で来て…。


暇人なんだね!



「やっと来たのね」

「ビビって逃げ出したかと思ったわ」



その言葉に周りもクスクスと笑う。


…あの、奈都がキレたら大変なんで早く事を済ませてください…。



『何かご用ですか?』

「単刀直入に言うわ」

「もう一樹くんと葵くんに近付かないで」



え?そんなの無理だよ?


だって葵くん、あたしの彼氏だよ?



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