Love Me...?
真っ赤になる葵くんの顔。
それを隠すように大きな手が被さる。
……かわいいって、葵くん…
『あ、ありがとう…』
こっちまで恥ずかしくなっちゃうよ…。
「……やっぱ、眼鏡なしな」
そう言って眼鏡を取る葵くん。
『?、どうして?』
すると徐々に葵くんの整った顔が近付いてくる。
反射的にぎゅっと目を瞑ると、唇に柔らかい感触。
「…キス、しにくいから」
『……ハイ』
葵サン…。
ほんと、急にはやめてください…
心臓持たないから…っ!