椿姫-ツバキヒメ-



キラキラッ

キラキラッ


葵子の瞳はキラキラしていて
私の手は魔法の様に
葵子の手に誘導されていた。



ギュッ



固く、握りしめられた、手。



もう、戻れない。


私は゛破れぬ誓い゛を
立ててしまったのだから…。



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