特上男子
ふいぃぃぃー……。


スッキリっ。



「凛子ぉー!!私は何買えばいいとぉ?」

「私と一緒にお菓子選ぼう。飲み物は遥が買うから」

「りょぉかいっ」



好きなお菓子や気になるお菓子を片っ端からカゴに入れていった。


お陰でカゴの中はどえらいことになってしまった。


まぁいっか。


パンパンになったコンビニの袋をぶら下げて外に出ると、同じくコンビニの袋を持った遥が外で待っていた。



「あれ?ライトは?」

『買い忘れたもんがあるっつって今買いに行ってる』

「そうなんや」



三人でライトを待っとったら、何やらガラの悪い賑やかな集団が近付いてきた。


同じ高校生とは思えんほど怖いっちゃけど……。


願う事は一つだけ。


遥……お願いやけん喧嘩はせんといて下さいっ!!






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