友情 愛情 そして 絶望
私を読んだその女の子は
花園 恵美
私に出来ていた友達だ。

「あんた。誰?」
冷たい言葉がこだまする。

「恵美、大丈夫だからトイレから出て・・・」

私は恵美に怪我をしてほしくなかったし
助けられるのも悪い気がしていた。

「美紀 そんなこと言わないで」

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