友情 愛情 そして 絶望

「利香ちゃん何点だったの？」

だから私は普通に利香に問いかけた。

「はぁ？なにその聞き方っ」

「えっ？」

返ってきた言葉が胸に刺さる。

その時危険な予感がした。

「あんた、言葉遣いがなってないわよねぇ？」

ﾄﾞｷｯ

怖い。

「このアタシを怒らせておいて　ﾞ何点？ﾞ　じゃないわよ。」


――あぁ。　聞かなきゃよかった。