年上の彼氏。
2
「天宮寺様おつかれさまでした!!」
「お疲れさまです」
ラクロスの練習も終わり、皆私に挨拶をして帰っていく。
「あ、あの…天宮寺様…」
あたしが更衣室でなつこさんと着替えてると、後ろから声をかけられた。
振り返ると1人の女生徒と後ろに友達らしき人2人が立っていた。
「あの、良かったらこれ食べてください!」
その女の子はあたしに可愛くラッピングされた物を差し出した。
「これはなんでしょうか?」
「今日、調理実習で作ったクッキーです」
恥ずかしそうに顔を赤らめる女の子に対し、あたしは笑顔で、
「ありがとうございます。嬉しいです」
そう言うと、女の子達はキャーと騒ぎながら更衣室を出ていった。
「また貰ったの?」
隣で着替えを済ませたなつこさんがクッキーを覗く。
あたしは、色んな人からこうやって差し入れを貰う。
でも、なつこさんも人気があってちょくちょく貰っていた。
「なつこさんも貰ったんでしょ?」
「まぁね」
なつこさんはロッカーを閉じた。
あたしも着替えが終わり、2人共更衣室を出た。
「あぁ〜次は生徒会かぁ」
だるそうに言うなつこさん。
そう、なつこさんも生徒会役員で会計をやっている。
「って言ってもなつこさんはほとんどサボってるでしょ?」
「そうだけどさ」
まったく…なつこさんらしいっちゃなつこさんらしいけど。
生徒会室に役員は居なく、皆仕事を済ませ帰ってしまったようだった。
「お疲れさまです」
ラクロスの練習も終わり、皆私に挨拶をして帰っていく。
「あ、あの…天宮寺様…」
あたしが更衣室でなつこさんと着替えてると、後ろから声をかけられた。
振り返ると1人の女生徒と後ろに友達らしき人2人が立っていた。
「あの、良かったらこれ食べてください!」
その女の子はあたしに可愛くラッピングされた物を差し出した。
「これはなんでしょうか?」
「今日、調理実習で作ったクッキーです」
恥ずかしそうに顔を赤らめる女の子に対し、あたしは笑顔で、
「ありがとうございます。嬉しいです」
そう言うと、女の子達はキャーと騒ぎながら更衣室を出ていった。
「また貰ったの?」
隣で着替えを済ませたなつこさんがクッキーを覗く。
あたしは、色んな人からこうやって差し入れを貰う。
でも、なつこさんも人気があってちょくちょく貰っていた。
「なつこさんも貰ったんでしょ?」
「まぁね」
なつこさんはロッカーを閉じた。
あたしも着替えが終わり、2人共更衣室を出た。
「あぁ〜次は生徒会かぁ」
だるそうに言うなつこさん。
そう、なつこさんも生徒会役員で会計をやっている。
「って言ってもなつこさんはほとんどサボってるでしょ?」
「そうだけどさ」
まったく…なつこさんらしいっちゃなつこさんらしいけど。
生徒会室に役員は居なく、皆仕事を済ませ帰ってしまったようだった。