また、会えるよね?
「あ、大野ー
 真美のも書いといて」

「んー」


2人の光景を見て少し私は
もやもやした。

私だけじゃないんだよな…
あいつにとって関わりのある女子って
結構いるし。

でも真美は他の人が好きだから
安心だけど。


「ん、書けた」

そう言って真美にアルバムを渡した。
と同時にあいつは
男子の友達のところへと行った。

「どっれどれー?」
真美はそういいながらアルバムを開いた。

「なんて書かれた?」

「See you again!! だわ」

「…え、一応まともなことを。
 なんで私のだけあーなってるわけ!?」

真美にはまともなこと書くのに!!
なぜに私はあんなこと書かれたんだろ。

「紗奈遊ばれてるねー(笑)
 ま、紗奈Mだからしゃーないか」

「真美それどういう意味!?」

「え、そのままだけど~?」

あっさりと真美はいい
ゆーちゃんのところへと向かった。


ってあれ、真美はあいつへ
寄せ書き書かないのかな。

ってことは、もしかして
あいつのアルバムに残る


女子のコメントは私だけ?


…だったらいいのに。

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