その恋が終わるまで
「・・・間宮?」
午前の授業を終え、昼休暇の時間になって俺は購買に行こうと席を立った時、間宮が教室にいない事に気づいた。
最初の内はクラスに馴染もうとせず俺と大和とばかりいた間宮だが最近になってようやく女の友達が出来たらしい。昼も最近は友達と食べてるらしいが今日はその友達はいるが間宮がいない。
不思議に思い間宮の友達に声をかけ聞いてみた。
「ねぇ、今日は間宮さん一緒じゃないの?」
「え、凪ちゃん?なんか隣のクラスの子に呼ばれたから先食べててって。」
「そう、なんだ・・・ありがとう。」
「うん、どういたしましてー」
隣のクラス・・・呼びだし・・・なぜだか嫌な予感がしたので俺は教室を出て間宮を探しに行った。