その恋が終わるまで
「本田君!おはよう!」
「・・・おはよう、間宮さん。」
次の日の朝、間宮は普通に学校へやって来た。しかも俺に笑顔で挨拶をしたかと思ったら俺の隣の席に座った。
「っ・・・」
「え?あ~席、隣だね!改めてよろしく、本田君。」
そういえば俺の隣は今までずっと空席だった。静かで丁度いいと思っていたがまさかこいつが俺の隣とか・・・
(だりぃー・・・)
俺のこんな思いなんて知らない間宮は相変わらず笑顔で授業の準備をしていた。