その恋が終わるまで


「俺はプリントを教室に忘れたから・・・」

「あ、それって私のせい、だよね・・・?」


途端に申し訳なさそうな顔をする間宮。


「別に間宮のせいじゃねーよ。」

「んーん・・・そんな事ないよ。・・・あ、お詫びに私も教室までついてくよ!」

「別に良いよ、暗いし危ないだろ?」

「心配してくれてるの!?」

「・・・・・・はぁ。」


やっぱり間宮のこの変わり様には脱力する。


< 46 / 75 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop