その恋が終わるまで
すると段々、足音が小さくなっていった。ようやく安心できる。と間宮の体を離そうとしたら
「間宮?」
「っ・・・」
ぎゅっと間宮は俺の体にくっついて離れようとしない。
「・・・・・・」
今まで俯いていた間宮が顔を上げた。間宮は顔を真っ赤にして俺を見上げた。
「本田、君・・・」
「間宮・・・」
お互い、無意識に顔が近づく。不思議と抵抗かなかった。
そして、俺と間宮の唇がゆっくりと重なった。
「んっ・・・」
「・・・っ」
間宮の唇はとても熱くて、俺は熱に溺れてしまいそうだった。
俺は今、間宮とキスをしたんだ。