幼馴染
そうだったんだ…。


健二…一体何をしたかったんだろう…。


分かんないけど…


もう私健二は好きなれない気がする。


私が本当に好きなのはどんなに…


どんなに忘れようとしても大好きな隼人だったから。




「真奈、今からでも…遅くないか?」


隼人から発せられたこの言葉。


「うん!」


私たちずい分遠回りしてしまったね。


ずっとずっと前からこの「好き」って言う思いは


変わらなかったのに…。


小さい頃1度通じ合った私たちの心…。


離れてしまっても…ずっと通じ合ってた。


また元に戻ったんだね。


また大好きな隼人の彼女になれたんだね。
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