幼馴染
朝―


ピピピピ…


目覚まし時計の音がやけに大きく煩く聞こえる。


ピッ


勢いよく目覚ましを止めたものの…


学校に行きたくない気持ちのせいで


押したことを後悔する…。


「はぁ…」


大きくため息をついて支度を始める。


行きたくないのに今日はやけに時間が早く感じる。



ピンポーン



気付けばもう隼人が迎えに来て…。


一緒に登校する時は無理して笑顔を作る。


でも、何でも隼人にはお見通しだった…。
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