だけどこの瞬間にも
1秒ごとに
彼に惹かれていた。


飽きない会話
明るい笑顔
意外にもあたしに
配ってくれる気遣い


大きな手とか広い肩
シャツを着ていても分かる
ぶあつい胸板


あたしはいつのまにか
藤田くんを「男」として見ていた。


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