蝶々結び
キーンコーンカーンコーン...



「あらー、3時限目終わっちったぁ。」


結局腫れた目を元に戻していたらかなり遅刻してしまった。

次は・・・社会だっけ?

一応4時限目は出とこっかなぁ。



私は珍しく教室に直行した。




ガラッ


「お♪亜悠花ちゃん、おそよー☆」


「・・・おそよー。」



誠也話し掛けてきた。


朝からこのテンション・・・やめて欲しい。

もう昼だけど。



「亜悠花ちゃんが直接教室来るなんて、珍しいね?いっつもどっか行ってから来るのにね~?」


「なんとなくね。」

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