蝶々結び


「あはははは!そうか!よくやった☆」



優田は100%の笑顔で笑いながら、私にピースをかえした。




「あははは!バカみたいだね!」




私も笑った。



そして優田の隣に座った。





きっと前の自分だったら、佐原のこと、ぶん殴ってたかもしれない。


でも、今の私は佐原のことは許せないけど、デコピンで勘弁してやった。




「あ、靴ひも解けてるよ。」



そう言って優田は私の靴ひもを結び始めた。


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