最強女総長∽美龍
出逢い編
「須加野原入れ、」
あー。だっりぃな
自己紹介なんてするわけ
ないだろ。めんどくせー。
「はぁーぃ…」
ガラガラー…
うっわぁカラフルな頭が
いっぱいいんぞ
すげーな皆あたし見てるし
「麗華です。よーしく…」
これでいーだろ?
名前ちゃんと言ったし
先生を睨みつけた
「あ、ぇーと転校してきた
須加野原麗華だ。みんな
仲良くしてやってくれな?」
『はぁーい』
帰りてぇな〜
「なら須加野は窓辺の席だ」
ラッキー♪
窓辺とか寝るのに絶好の席だ
私が席につくと
「ねぇねぇ麗華ちゃんだよね?」
「あぁ…」
なんだこいつ
「私千鶴よろしくね?」
真ん丸の瞳に
綺麗に染まった茶色の髪
美人ってよりも可愛いだな。
軽く返事を済ませ私は
眠りについた