私と私。
高橋隼人






月曜日。

学校へ行き、またいつもの毎日の繰り返し。


でもちょっとだけ違うのは…



「ねー!!隼人君彼女いるんだってー!!」


えーショックー!!とか。そりゃ彼女くらいいるでしょーとか。


藍が本人に聞いたとかって盛り上げてる。




耳障り。


多分、高橋は彼女なんていないと思う。


…あの双子の妹。


真由とかって子が好きなんだろうから。


彼女いるって言ったほうが楽だもんね。




そんなことにも気付かずに、藍達は盛り上がってた。


私は、やっぱりいるんだねーとか適当に流した。
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