siXteen


「あ…朝スミマセンでした…」
「べっつに~?」

絡みたくねえなー…

「何何みほー?コイツ知り合い?」
「ちっちげーよ!!朝ぶつかったんだよ」
「ふう~ん…」

なわけねえし…

「中田~高橋学校案内してやれ」
「はあ~?無理無理」

何でうちばっかり

「お…お願いします。」
「チッしゃーねーな」

あーもうっ!!最悪…


「で最後ここが図書室」
「はい…っ」
「覚えたんでしょうね?」
「は…はい」


コソコソコソ

「みほと高橋君仲良くない?」
「うん意外とねっ!!」

誰かコソコソうちらの
事見てないっ?


「僕…トイレ行きます」
「じゃあ先行くわ」

やっと解放される

「あっプリントがっ!!」

ヒラヒラヒラ~

「あッ高橋危ない!!!!ギャッ」
ぶつかる~!!

「エッアッ!!」


ド――――ン!!


「いってえ~…」
「イテテテ…」

「ごめん!!」
「いいえ…僕こそ…」

ん…?何か変だよ!?


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