"好き"、と言って下さい
――――
―――
――
「お疲れ様」
委員会が終わった。
保健委員はすぐ終わる。
めっちゃ、楽。
「遠藤」
「え?」
また新田くんに話しかけられた。
「今日宿題あった?」
「えっと・・・数学の98ページの2番かな」
「サンキュー」
今日はよく話した。
もう二度とないかも。
顔が熱い。
「楓ちゃん」
「・・・先輩」
また現れましたね、先輩。
「一緒に帰ろ」
「他の女子と帰って下さい」
先輩と帰ると、明日女子の先輩に呼び出されます。
・・・・・・こないだ、ありましたもん。
「冷たいなぁ」
「はい。だから、帰って下さい」
「分かったよー、ツンツンしてるとこ好きだよ」
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「お疲れ様」
委員会が終わった。
保健委員はすぐ終わる。
めっちゃ、楽。
「遠藤」
「え?」
また新田くんに話しかけられた。
「今日宿題あった?」
「えっと・・・数学の98ページの2番かな」
「サンキュー」
今日はよく話した。
もう二度とないかも。
顔が熱い。
「楓ちゃん」
「・・・先輩」
また現れましたね、先輩。
「一緒に帰ろ」
「他の女子と帰って下さい」
先輩と帰ると、明日女子の先輩に呼び出されます。
・・・・・・こないだ、ありましたもん。
「冷たいなぁ」
「はい。だから、帰って下さい」
「分かったよー、ツンツンしてるとこ好きだよ」