Bitter Chocolate
途中でコンビニで傘を買い、登校時間が過ぎた頃に達也の家に向かおうと思い、今は達也ん家の近くの公園にいる。

雨は、止むどころか更に激しくなっている。
もう学校行ったかな?
時計を見たら8時40分
余裕で、今頃ホームルームだ。
共同玄関から達也がでてきた様子は、ないがむかしから達也は、休む事が嫌いだったから、見ていないうちに、玄関を出たのだろうと思い
なんの疑いもなしでオートロックを外し、エレベーターに乗りこみ最上階のボタンを押した。
達也の家の扉の前。
何故だか、むしょうに緊張した。
達也がいるわけでは、ないのに。
鍵を差しこみ回したら、鍵が掛かってしまった。
あれ?
鍵かけ忘れたのかな…
また、鍵を差しこみ回しやっと開いた扉を、開けた。
靴を脱ぎリビングに向かい、リビングの扉を開けたらそこには、何故か達也がソファーに座りながら携帯を握っていた。
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