Bitter Chocolate

今日は、暇だし遊び行こうかな

私は、家に帰りシャワーを済ませ、下着を身につけ、露出が多い洋服を身にまとい、夜の町へと出た。


いつもより、人の多い街…。
私は、いつもどうりプラプラと歩道を歩いていた。

「ねぇねぇ君。これからどう?」

声がした方に目を向けた。なかなかのイケメンだ。

「うん。いいよ」

私は、二つ返事で彼について行った。
ホテルに着き、すぐさま押し倒される。

「ンッ……アン」

キスがだんだん深くなり、手がだんだん下に下がってきた。

適当に愛撫をされる。

一つになるとき、いつも無理矢理いれられる。
自分の快感が1番大事なのだから。
まぁ、それも慣れたけど。
「ハァ…んっ、んっ」

今日は、一段と激しい。
しかも、何回も絶頂をむかえてる私は、もう限界だ。
意識がとばないように必死だった。
行為が終わったら、すぐにホテルを出て、自動販売機でカンコーヒを買う。

もう、腰が痛くて立っていられない。
フラフラしながら地面に座った。

「はぁー。今日は、帰れるかな…」

ため息をつきながな、小さく呟いた。

辺りは、下品な笑い声が堪えない。
急に気持ち悪くなりうずくまっていると、声をかけられた。

「おい。大丈夫かぁ?」

私は、ゆっくり顔を上げたら、今日学校にきた転校生がいた。

「達也くん……」

「大丈夫かぁ?俺ん家近くだから来いよ」

「うん。ありがとう」

私は、フラフラしながら立ち会った。

「ほら」

達也くんは、しゃがみ私に背中を向けた。

「へ?」

「歩けないだろ?」

無愛想だけども、温かい優しさがあるような気がした。こうゆうところがモテるんだな……。

「大丈夫。私重たいし…」
「いいから。ほら」

「ッ、」

私は、無理矢理達也くんの背中に乗らされた。

「軽っ。ちゃんと飯食ってんのかよ…」

達也くんの背中は、細く見えるが、案外おっきくて程よく筋肉があり、温かくてとても、落ち着いた。


< 6 / 60 >

この作品をシェア

pagetop