叶わない恋。
「はぁ~。
疲れた………。」
ドカッとベンチに腰を下ろす。
もう家に帰るまでの体力も気力もないよ。
『はい、お疲れ。』
そこへ現れたのはあたしをタコ呼ばわりした桐島。
「おい、イカ。」
もし、あたしがタコなら桐ちゃんはイカだな。
と、なんの考えもなしのあたしのアホな考え。
(若干意味不明ですが気にしないでください。)
『誰がイカだと?!
タコっ!!!!』
「黙れ、イカ。」
『お前が黙れ、タコ。』
「そっちが黙れ、イカ。」
と、睨み合いながらタコとイカの言い争い。
挙げ句の果てには
「タコのほうがおいしいし!」
『イカのほうがうまいし!!』
と、お互いがあたしはタコ、桐ちゃんはイカ、と認めてしまった。
あたしたち、2人ともアホだよね…。