校内恋愛～三人の友情～

海咲side

昨日のこと…やっぱり…ドキドキするなぁ

龍「福田…」
海咲「うひゃ！！？」
龍「あっゴメン…」
海咲「ううん！！ボ～としてた私が悪いんやし」

うわぁ…びっくりしたぁ…
急に現れるんやもん…

龍「昨日…大丈夫やった？」
海咲「うんおかげさまで！」
龍「そっか…よかった」

あれ？もしかして…

海咲「もしかして心配してくれてたん？」
龍「まぁ…一応女子だしな…」
海咲「……ありがとう心配してくれて」
龍「おぅ…」

そっか…心配してくれてたんだ…
龍って優しい。

海咲「でも‘‘一応‘‘は余計よ！私は正真正銘女よ！」
龍「あっゴメン…」
海咲「大丈夫！気にしてるけど気にしない！」
龍「どっちなんだ？まぁ…いいや。」

龍をからかうの面白い！…となんだか可愛いって思っちゃう自分がいた。

龍「あのさ…福田」
海咲「ん？」
龍「福田じゃなくて海咲って呼んでいい？」
海咲「えっ…／／／」
龍「ダメ？」
海咲「いや／／／ダメじゃない！」
龍「そっか…よかった。ありがとう海咲」

ドキン……

えっ…何…今の…

龍「どした？海咲？」
海咲「えっ？なんでもないよ！」
龍「そっか／／じゃあ席戻るわ」
海咲「うん／／／」

そう言い残して龍は席に戻っていった。

聖夜「なんなんだぁ今の～♥」
海咲「なんでもないし／／」
聖夜「顔赤いですよ？海咲殿～！」
海咲「だまらっしゃい！！」
聖夜「好きなくせに龍が～／／」
海咲「違うから～！まぁそうなんやけども／／／」
？「なんの話？」
聖夜「あっ大澤さん聞きたい？」
海咲「話さんでよいが！！」
大澤「聞きたい～」
聖夜「教え～ん」
大澤「なんで～！？」

でも…聖夜が言った通り…やっぱり私は龍が好きなんだ…

だって…名前で呼ばれたらドキドキしたし／／／

間違いなく…これは恋だ…（今更？）

※大澤愛里…聖夜たちのクラスメイト。
恋多き乙女。