校内恋愛~三人の友情~


龍「…三浦とあまり…仲良くしてほしくない…」
海咲「なんで」
龍「なんででも」
海咲「だって、三浦は聖夜と付き合っとんやし?問題ないやん。仲良くするぐらいいいやんか」
龍「気がなくても、俺が居らんときとかに仲良くすんな…」 海咲「…なんでよ」

龍はすこし俯いて、小さい声で


龍「だから……してんの…」
海咲「はぁ?なんて?」
龍「だからっ!嫉妬してんだよっ!何回も言わすなっ!」


そういうと龍はウチを強く抱きしめた。 いきなりの行動にウチは当然…


海咲「ちょっと…//」
龍「…嫉妬させたんだから…いいじゃんこれ位。」
海咲「……///」
龍「…海咲…俺は海咲のことホントに好きだ。海咲は?」


龍の問いにウチは…

海咲「…好き…。」 龍「…ふっ…よかった」


よかった…龍が初めてウチに嫉妬してくれた。


してくんなかったきっと…"好き"から"大好き"になってなかったよ。


よかったね?龍。



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