校内恋愛~三人の友情~
三浦side
紅月が先生に呼ばれた。
でも、俺は浜崎と紅月の会話が気になっていた。
浜崎「俺さ…昨日告白したんだ…紅月に」
三浦「へぇ…そうなんだ…」
浜崎「でも、ダメだった…振られちゃった」
三浦「そっか…」
浜崎「でもな…」
俺は浜崎の話がよく理解出来なかった…
三浦「マジ…」
浜崎「あぁ…だから先生に呼ばれたのも…もしかしたら」
三浦「…っ」
浜崎「おい!三浦!どこに行くんだよ!」
俺は気づいたら走り出していて…
居ても立ってもいられなかった…
廊下を走っていると前から紅月が
三浦「紅月!」
聖夜「ぇ…三浦…?」
三浦「あのさ…俺さ…お前のこと…」
今なら言える…
ていうか、今しかない…
三浦「お前のことが好きなんだ…だから、アメリカなんて行かないでほしい」
よし…伝えた…
でも、紅月は
聖夜「あのさ…何の話?」
三浦「えっ…だからアメリカ行くんだろ?」
聖夜「は?行かないよ?だって私英語とかペラペラ喋れないし…向こう外人ばっかだし」
えっ…あれ?
あっ!もしかして…アイツ…はめやがったな…
聖夜「とにかく私はアメリカには行かないからね?」
三浦「そっか…良かった…」
聖夜「あっでも、さっきの…」
あっ…忘れてた…
今になるとハズい
三浦「あ…あれは…本当だから…」
聖夜「…////」
三浦「返事はいつでも…」
俺は教室に帰ろうとした。そのとき
聖夜「今!今…言うから」
三浦「えっ?」
聖夜「私も…三浦が好き…なの…中学の時からずっと…」
三浦「…マジ…?」
紅月は顔を赤くして…
聖夜「マジ…」
三浦「ヤバい…超嬉しい…両想いだったんだな俺たち…」
聖夜「うん…そうだね」
想いが通じ合ったところでチャイムがなった。