校内恋愛~三人の友情~


三浦「マジで行かないんだな?」

聖夜「だから本当だって!」

三浦「よかった~」

本当によかった…
行かなくて…

聖夜「でも…さっきの…」
三浦「あっ…あれは…本当だから」

聖夜「///」

しばらく紅月は黙ってしまった

三浦「えっ…と…返事は」
聖夜「いいよ…今言うから」

三浦「えっ?」


今言うからってもう!?

待て!こころの準備が…

聖夜「えっと…いい?」
三浦「あっ?おぉ…」
聖夜「私も…好きです…」
三浦「…マジ?」
聖夜「マジ…」


ってことは…つまり
三浦「両想いだったんだな…俺たち」
聖夜「んー…そうだね!」
三浦「でもさアメリカはマジびびったよ」

それに対し聖夜は

聖夜「本当に!それ浜崎でしょう?言ったの」
三浦「えっ?なんで?」


浜崎…だったよ

それを聞いたのは…
聖夜「だって…振った時…」



―――――――――――――

浜崎「俺が何とかしてやるよ」
聖夜「えっ?」
浜崎「まぁ俺に任せとけって」
聖夜「う…うん」

―――――――――――――

聖夜「多分浜崎が思いついたのがアメリカに私が行くことだったんだと…」
三浦「ったく…あいつは」
聖夜「そうでもしないと…三浦が言わないからそう言ったんじゃない?」

うぐっ… 確かに


三浦「まぁその結果がこれだもんな」
聖夜「浜崎のおかげやね?三浦!」
三浦「まぁな…」


腑に落ちないが…
仕方ねぇ…

感謝してやるよ浜崎…

でも次したら…
仕返ししてやるよ…

聖夜「三浦!はやく教室!」
三浦「おう!いま行く!」

俺はそう思いながら教室へむかった



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