校内恋愛~三人の友情~
皆と別れたあと―

聖夜「じゃぁ帰ろっか!ウギャ!!」
海咲「大丈夫!?」
聖夜「足ひねった…」
海咲「どうしよ…あっ…」
三浦「乗れよ…背中。」

えっ?三浦…?
って……えぇ!!?

三浦「荷物は…福田持ってくれん?」
海咲「うん!いいよ」
聖夜「いいよ!私重いし…恥ずかしいし…」
三浦「じゃあ…今日は駅に野宿する?」
聖夜「はぁ?い、嫌ちゃ!…野宿なんか…」
三浦「だったら恥ずかしくても乗って帰れ…」
聖夜「はい…」

私は三浦との口論に完敗し、乗って帰るはめになった。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

海咲「ニヤニヤ」
聖夜「何笑いよん!!」
海咲「なんとなく…」
三浦「?」

やっぱ恥ずかしい… うわっ…人にめっちゃ見られてんじゃん…

聖夜「あっ…あ―!!もう足大丈夫っぽい!!三浦ありがとう!」
三浦「そっか…いいか降ろすぞ…?」

三浦は近くのベンチに降ろしてもらった。

聖夜「ありがと…痛い!!」
三浦「大丈夫じゃないじゃん…家まで送る」
聖夜「えっ!?いや、いいよ!!」
三浦「いうこと聞け…俺が送っちゃるけ…」
聖夜「うぐっ…はい…」
三浦「よし…福田荷物ありがとう。」
海咲「えっ?いいの?」
三浦「うん。」

えぇ~海咲帰しちゃうの~~!!
どうしよ…二人きりじゃん…

海咲「じゃあ~お願いしま~す!バイバイ聖夜!!」

海咲は私にニコニコしながら手を振って帰っていった。

くそ~海咲のやつめ~覚えてろぉ~///

三浦「じゃあ…行くぞ?」
聖夜「えっ…うん//」

そうして…三浦の背中に乗った私たちは再び歩き出した。

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