校内恋愛~三人の友情~
海咲side

その頃私は…

海咲「キャー来んな~バシコ!!」
バシコ「待って~海咲ちゃ~ん…バタっ…」海咲「えっ…」

振り返るとバシコは倒れていた。
それもつかのま…

バシコ「海咲ちゃ~ん」
海咲「キャー!!」

私は怖くなってそこらにあった石を投げた。

バシコ「フギャ!!痛い!…フフフ…海咲ちゃ~ん」
海咲「えっ!!なんでダメージないの?!」
バシコ「それはね…ぼくが石だからだよ…」

しばらく沈黙―。
自分が石……は?

海咲「バカじゃないの」
バシコ「違う!!俺は妖怪人間イッシーさ!!」
海咲「イッシーって…まぁいいや…バカに付き合ってらんない帰る!」

こんな奴に時間を割いてる暇ないし…

バシコ「ちょっ…待ってよ~」
海咲「しつこい!!ってきゃあ!!」

私は誰かから後ろへ引っ張られた。

引っ張った相手を見たけど、暗くてよく見えない…

?「その辺にしとけよ…しつこい男はモテねぇよ?石橋くん」

バシコ「誰だ!!」

この声…まさか…

?「俺だよ…」

間違えるはずない…

海咲「龍…」



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