校内恋愛~三人の友情~
海咲と別れてから数分―。

聖夜「三浦…重くない?」
三浦「重い…」
聖夜「はっ??じゃあ降りる!!ゆっくり歩けば帰れるし…」
三浦「嘘ちゃ、軽い。」

三浦は笑いながらそういった。
失礼なやつ…//
でも…そういう所も好き。

三浦「紅月?」
聖夜「ん?」
三浦「道…ここをまっすぐ?それとも曲がる?」
聖夜「あぁ!えっとまっすぐ行って…そこを左ね…」
三浦「了解」

道を聞くと三浦は無言になってしまった。

なにか言ってほしい…ドキドキするから…

三浦「あのさ…」
聖夜「なに…?」
三浦「ううん…何でもない…」
聖夜「そっか…あっ…もう着くから…」
三浦「ん…そっか、あっ荷物…は…俺が入って置くよ」

えっ…入って?

聖夜「嫌いやいいよ!!」
三浦「いいから…そうさせろ」

三浦は私を優しい目で見てそう言った。
そらせなかった…。三浦の目から。

三浦「はい…到着」
聖夜「ありがとう…じゃぁ気をつけて」
三浦「おぅ…ありがとう。あっ…紅月…」
聖夜「ん?」
三浦「…。いや、足、気を付けろな?じゃまた明日。早いけどおやすみ」
聖夜「ありがとう……おやすみ」

そういい残し三浦は静かに出ていった。

なに…さ…
付き合ってもないのに…彼氏みたいな…

もっと好きになってしまうし…

私はしばらくドキドキが止まらなかった―。

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翌朝―

聖夜「おはよう―」
海咲「おはよう!」
三浦「はよ…」
聖夜「おはよ…//」

やっぱり昨日の今日だからはずかしい…
龍「おはよ」
海咲「おはよ…」

うん?なんか龍と海咲…様子が変だな。

浜崎「おはよ~ってなんか4人暗くない?」
聖・三「別に」
海・龍「別に」
浜崎「ハモった~ウける~!!」
三浦「こら!笑うなよ!」
浜崎「ハハハ~」

三浦が浜崎を追いかけているのを横目で見ながら海咲に話しかけた。


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