校内恋愛~三人の友情~
多分、昨日私と別れた後に龍と何かあったのかなと思ったから…
聖夜「海咲…昨日龍と何かあった?」
海咲「まぁ…実は…」
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海咲side
あのあと…
バシコ「ムムム…!龍くん!」
海咲「龍…」
何で龍がここに?
龍「よし…帰ろう…福田」
海咲「えっ?」
バシコ「嫌!よくないから!!よくないよ!!」
龍「いいんだよ!バシコも早く帰れ!」
バシコ「むき-!バカにしやがって!!」
そう言ってバシコが走ってきた。
バシコ「このやろう----!!」
バシコが龍に殴り掛かってきた。
海咲「あっ危ない!!」
パシッ!
龍はバシコの拳を軽々しく受け止めた。
龍「何してんだよ…バシコ…福田に当たったら責任とれんの?」
海咲「龍…」
バシコ「ギャ!!痛いよ痛い!離して帰るから」
龍はバシコの拳を強く握ったらしく、その強さに耐えきれなかったみたいだ。
龍「さっさ帰れ…」
バシコ「うわ~ん」
そのままバシコはかえっていった。
海咲「あ…ありがとう」
龍「大丈夫やった?」
海咲「うん…お陰さまで」
龍「家どこ?送るから」
海咲「いや、私バスやけ大丈夫!ありがとう」
龍「そっか…じゃあ気をつけてな?じゃぁな」
海咲「またね…」
龍は私に手を振って帰っていった。
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海咲「ってことなわけ」
聖夜「ほぉいいな…うらやましい!」
海咲「えへへ^^」
海咲ったらいつの間に…
聖夜「でももし私もそんなことがあったら守ってほしいな…」
私は三浦を見た…
もし私に海咲のことみたいなことがあったら守ってくれますか?
なにいってんだろ…恥ずかしい…
そんなことを思っていると先生が来た
先生「おはよ~皆席つけ~」
皆「は~い」
そしてまた昨日のことが嘘のようにいつも通りの生活が始まった。
そんなことを思っていたのは私だけだったとも知らずに。