指切り~in幼なじみ~
だからと言って心配してないわけじゃない。
しばらくはうざいくらいくっついてよう。
昼になり唯を迎えに教室まで行った。
「ここまで来るなんて珍しい」
「今日はお前の教室で食べようかと思って」
ちょっとする牽制だ。
クラスのやつらが唯にいらない手出さねーようにな。
「唯ちゃん今日はここで食べるんだ」
「うん。翼に紹介するね。かなでちゃん。例の荒井くんの彼女」
唯の友達を紹介してもらった。
うざかった荒井の彼女。
合わない。
チャラチャラしたアイツと清楚な彼女。
少女漫画に出てきそなシュチュエーションだ。
でも、バカみたいに自慢してただけあってかわいい。