指切り~in幼なじみ~

これで一件落着したこの問題。



後日、謙哉に全部吐かされた。



そして毎日荒井から電話が来た。



フルシカトだけど。



家に帰って来た俺ら。



俺の予定だとこのままラブホでも言ってイチャこらだったのにこのかわいいヤキモチお姫様のせいで狂った。



親たちは唯ん家で大人だけのクリスマスパーティーだから俺ん家に帰った。



今日は誰も帰って来ないだろう。



「お前はホントにかわいいな」

「ご、ごめんね。せっかくのクリスマスに」

「挙句の果てには俺の言葉も信じないし。グレたのか?」



あれにはちょっとショック受けた。



「ち、違うよ。…ごめん。これからは翼のことだけ信じる。だから許して?」



上目遣いで許しを請う唯。



かわいいから許す。



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