指切り~in幼なじみ~
5回目が終わってからあたしの意識は無くなった。
朝起きたら翼が腕枕をしてくれてた。
いつもは重いからやだって言うくせにこんなときだけするなんて卑怯だよ。
キュンってしちゃったじゃん。
「……起きてるのか?」
「おはよ」
「だ~め。まだ寝る時間」
起き上ったけどまたベッドに強制収容された。
潰れるぅぅ~……。
目が冴えて二度寝なんか出来ないよ。
約二時間翼の寝顔を見て過ごした。
究極にヒマだった。
とにかく翼の誕生日が無事終われてよかった。
来年も再来年も祝ってあげるからね。