指切り~in幼なじみ~
「こっちが高橋くんでこっちが翼」
「はじめまして翼先輩。俺先輩のファンっす」
「俺じゃなくて唯のでしょ」
「唯先輩ですか?俺は翼先輩に近づきたくて唯先輩に話しかけたんです。下心とかありませによ」
俺の心を見透かされている。
テストが終わり約束した高橋に逢っている。
高橋ただ物じゃない。
「あたしもテスト勉強のとき以来話してないんだけどホントに翼のこと大好きだよ」
どうやら俺の心配してることはないらしい。
でも唯に近づく男は許さない。
高橋にしつこくバスケ部に誘われた。
高橋はバスケ部で前に俺がピンチヒッターで行ったときに憧れ始めたんだって。
俺がアドバイスしたみたい。
高橋には悪いが覚えてない。