指切り~in幼なじみ~

小指と小指を絡めてガキくさい指切りをした。



「「指きりげんまん嘘ついたら針千本飲ーます。指切った」」



ガキのころとは内容が変わって少し残念だけど気持ちは変わらない。



一生大事にするから。



んじゃ、もう遠慮しないからね。



ドサッ―――――



「何してるの??」

「押し倒してるの。俺ら恋人同士でしょ」



もう我慢しなくてもいい。



この時をどんなに待ち望んだか。



「展開早くない??」

「チューしよ、チュー」



もちろん軽いのじゃないよ。



体の芯まで痺れるようなキスをした。



そのまま唇を下に下げていく。



首に鎖骨にキスの嵐を降らせる。



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