指切り~in幼なじみ~
「起きたんだ?身体は大丈夫?」
「あぁ。今何時?」
「4時くらい」
そんなに寝てたんだ。
身体のダルさはまだ残るけど大分良くなった。
唯の看病のおかげかな?
「お前に移してねーよな?熱測れ」
「大丈夫だよ」
「明日行けなくなっても知らねーぞ」
「それは嫌!!」
明日は某有名な遊園地に行く予定。
それを大分前から楽しみにしてた唯は風邪を引くわけにはいかないはずだ。
大丈夫だったけど。
「腹減った」
「何食べたい?何か買ってくるよ」
「アイス」
「分かった。アイスとあと適当に買ってくるから待っててね」
さっきほどの寂しさはなくなった。
けど心配だから早く帰って来いよ。