指切り~in幼なじみ~
あたしはあれから海に入ることなく夕方になった。
翼はたまに休みながらほとんどずっと泳いでた。
「はー楽しかった。唯腹減った」
「焼きそば買っておいた」
「さんきゅ」
買っておいた焼きそばをすぐに平らげた。
よっぽどお腹減ってたんだね。
夕日が海に涼んでいくみたいできれい。
「花火やろー!!」
「今行く。翼花火しに行こ」
「待て」
きれいな夕日をバックに軽いキス。
花火をしてるときも隠れてキスをした。
この日はロマンチックな夏の夜になった。
「来年も来ようね。今度は2人っきりがいいなぁ」
「だな」
そんな約束をしたのを覚えてる。
けどその約束は果たされてない。
今年海行ってないよ。